近年、「多様化が進んだ」という話題をよく耳にしますが、皆さんは自分も多様化の当事者であると思ったことはありますか?
そもそも多様化とは、一人ひとりが持つ多種多様なバックグラウンドや個人の違いを認め合い、尊重し合うことです。つまり、多様化の当事者とは全ての人であり、LGBTQ+の方々の多様化を進めることは、その内の1項目でしかありません。
しかし、多様化の代名詞のようになってしまっているLGBTQ+。
この”LGBTQ+当事者に限った単語に思えてしまう”という現状は間違いなく変えていく必要があります。
そのため、Mr.GayJAPANは、LGBTQ+の環境改善と同性婚姻合法化の促進という2大テーマを掲げ、ゲイのロールモデルを発掘するコンテストを開催しています。
また、LGBTQ+に産まれたとしても、周りの環境のせいで自分のやりたいことができない、好きなことを好きと言えないなどを理由に自分の人生を生きることを諦める必要のない世の中を目指しています。
私自身、ゲイを隠して自分の人生を生きていない日々を過ごしていましたが、ゲイとして生きていくロールモデルとなる方と出会ったことにより、周囲にオープンにカミングアウトをして新たな一歩を踏み出すことができました。
次は自分がMr.GayJAPAN2024のグランプリとして、LGBTQ+の方々の支えになることを目指していきます。
コンテスト期間中、ファイナリストは各業界で活躍されている講師陣からレクチャーを受け、ゲイのロールモデルに相応しくなるよう自分自身を磨き上げます。その過程の中で、外見だけでなく内面も成長していることに気付き自信がついたり、ファイナリスト同士で気持ちを高め合い、今を生きて挑戦していることを強く実感したりします。
自分の人生を生きているファイナリストの姿を見て、LGBTQ+の当事者の方も、そうでない方も、同じ多様化の当事者という気持ちで、ぜひMr.GayJAPANを応援していただけたら嬉しいです。
— Mr Gay Japan 2024 GAKI