Mr Gay Japan 2021 ファイナリストのご紹介

Mr Gay Japan 2021ファイナリストのご紹介
今年で3度目の開催となりますONLINE Mr Gay Japan 2021 powered by Jack’dは、LGBTQ+の人権について声をあげることのできるプラットフォーム作りをしています。その中からスポークスパーソンを選出するとともに、セクシャルマイノリティの存在の可視化に取り組んおります。

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HIRO

LGBT+だけでなく様々な個性を持った人々が前向きに自分らしく輝ける世の中に

僕が考えている社会問題の一つは、先入観による偏見です。テレビや世間ではLGBT+に対しての認知度や理解が深まってきていますがどこか他人事であると思います。いざ自分の親族や周りの友人や職場の上司や同僚が知ったら同じ反応を得られるでしょうか。きっとテレビや新聞とは受け入れ方が違うと思います。

僕が目標とする社会はLGBT+やストレートに関係なく、様々な個性を説明せずとも受け入れられる社会であり、それに向けて取り組みたいです。カミングアウトはしなくてはいけないものではないし、考え方は人それぞれだと思います。

しかし、言えずに苦しんでいる人がいるので環境を改善していきたいです。人を見た目や先入観で判断することなく、さまざまな価値観や考え方を持った人々であふれる豊かな世の中にしていきたいです。そのためには、受け入れる側の意識改革が必要ですが、発信者側がもっと勇気を出せるような環境づくりが大切だとも思います。

僕は福岡県で飲食店を経営しています。従業員は全員LGBTの人を雇用しています。従業員であり、良き理解者でもあります。お客様の9割以上は異性愛者ですが、来店されるお客様はLGBTについて予め少なからず理解のある方々なので従業員一人一人が自分らしくを表現できていると思います。今後は店舗を増やし、LGBTQ+の方が自己表現をできる場所を増やしていきたいと思っています。


HIDE

性的指向を偽らなくてもよい社会と同性婚の実現に向けて

日本には、少なからず性的指向を偽って生きている人が存在しています。家族に悲しい思いをさせてしまうから、学校でいじめられるかもしれないから、仕事で不利益を被る恐れがあるから、など理由は様々です。私は、どんな性的指向を持っていても、それを偽らなくてよい社会を作っていきたいです。

また、日本の法律では同性婚が認められていません。将来、同性婚が可能になる社会づくりを目指しています。私は、家族に悲しい思いをさせてしまうかもしれない、自分が職場で不利益を被ってしまうのではないか、といった思いから家族や同僚にはカミングアウトできていません。また、私のパートナーに関しても、いまだ限られた友人にしかパートナーとして紹介していません。LGBTQ+といった、少数派の性的指向を持った人が多数派である異性愛者のふりをすることによって生じる苦痛。自分を偽っていることによる居心地の悪さ。場合によっては、愛する人と生きていくことを諦めざるを得ない実情があると思います。

近い将来日本でも法整備が進み、パートナーが異性でも同性でも、まったく同様に扱われる社会になってほしいと思うとともに、そのために声をあげていきたいです。


HAJIME

LGBTQ+が暮らしやすい社会・世界へ

LGBTQ+であるだけで殺される事が世界で起きています。また、LGBTQ+というだけで家族に家から追い出され行き場をなくしホームレスになる人がいます。そんな行き場を無くしてしまった人の社会復帰や、一旦は暮らす場所を見つけても再び路上生活に戻らないように安心して暮らせる環境の整備に取り組みたいです。

日本は、LGBTQ+というだけで殺される可能性は低いと思います。ある国々と比較すると安全に見えると思います。そんな日本だからこそ、もっとみんなが声をあげて、オープンになって(強制ではないです)平等を訴えることが大切だと思います。アメリカ滞在時にはたくさんのホームレスの人々を見ました。友人に元ホームレス、まだ完全に抜け出していない人がいます。日本では、LGBTQ+のシェルターが近年できました。社会福祉士として働いている自分が、何か力になることはできないかと考えこの課題に取り組みたいと思っています。


MITSURU

誰もが性別などで気負うことのない社会に

自分自身、カミングアウトをできていません。それは、カミングアウトをすることで不利益を被るかもしれないと考えてしまうからです。でも、ゲイであることで様々な人と出会えたことは、とても良かったと思っています。今回、このコンテストに応募したのは、自分を変えるきっかけになればと思ったからです。同じようにカミングアウトできずに悶々として、差別を恐れ、肩身が狭い思いをしている人々がいます。自身の体験を多くの人と共有することが差別や偏見を解消していくと考えています。一人の力では微力ではありますが、多くの人が声を上げれば大きな力になります。どんなことでも構いませんが、まず1歩を踏み出すきっかけや手助けをしていきたいです。そして、自らも成長と様々な課題の理解を深めていきたいと考えています。

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